注目されるシャンパンと美肌の関係

昨今、シャンパンを用いた美容法「シャンパンケア」が再び注目されているそうです。ネット上にはシャンパンを使ったさまざまな美容法を紹介する記事や動画が掲載されています。

「飲んだあとも女性を美しくみせるのはシャンパンだけ」とシャンパンの効用をはじめて語ったのは、その美貌と聡明さでルイ15世の寵愛を受けたポンパドゥール夫人でした。彼女は毎年5月に200本のシャンパンを宮殿に運ばせていたそうです。

またハリウッドの女優、マリリン・モンローは「毎晩シャンパンのお風呂に入るの」とインタビューで答えたエピソードがあります。おそらく美肌を保つために、シャンパンをバスタブに満たし、立ちのぼる芳香とともにシャンパンの恩恵をまさに全身で浴したのでしょう。

もう少し身近なところでは、以前よりフライトアテンダントの間で「シャンパンで手を洗うとすべすべになる」という話があります。乾燥した機内での長時間勤務という過酷な条件のなかで、サービスを提供する手を美しく保つため「機内サービスで残ったシャンパンで手を洗う」ことが広く伝わっているそうです。

今後「シャンパンケア」がさらに注目されれば、シャンパンと美肌にまつわるエピソードがもっとたくさん出てくるかもしれませんね。

ポンパドール夫人